岩国徴古館企画展「実践の教育者 東沢瀉」
岩国徴古館では2019年1月13日（日）～3月3日（日）まで、
企画展「明治150年記念・実践の教育者 東沢瀉」を開催しています。
東沢瀉（崇一郎）（1832～1891）は、幕末期の動乱を迎えようとしているころ、岩国の武士として生まれました。学問に強い関心を抱いた彼は、諸国遊学を通して見識を高め、様々な人物に影響を受けながら、実践を伴う思想の重要性に気づきます。
幕末期には流罪となりますが、明治初年に赦免、その後は自身の信念に基づいて多様な人物を育てていきます。死後も、門人たちを中心に生前の様子が語られ、特に実施・敬治は陽明学会を設立し、新しい時代を歩む日本に父・沢瀉の言行と陽明学を広めていきました。
当館には、東沢瀉が記した書籍や墨蹟のほか、関連資料数十点が収蔵されています。またこの度、新たな資料を確認することができ、所蔵者のご協力を得て一部を展示する運びとなりました。こういった原資料を中心に、本企画展では東沢瀉の生涯と彼がもたらした影響を紹介します。
－リーフレットより
この機会に、岩国が生んだ偉人の足跡をたどってみてはいかがでしょうか。
岩国市立博物館 岩国徴古館
〒741-0081 山口県岩国市横山2丁目7-19
TEL：0827-41-0452
FAX：0827-41-0478
開館時間：9:00～17:00
入館料：無料
休館日：月曜日（祝日の場合は翌日）・12月29日～1月3日
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